現在制作に向けて動いているダンスムービーのメンバーに欠員が出てしまい、昨日はSNSで急遽募集をかけました。
残念ながら欠員になってしまった子は、私がとても高く才能を買っていたルックスもずば抜けた方でした。なんとか別世界に連れて行ってあげようと一緒に頑張りたかったのですが、その想いは叶いませんでした。
SNSでダンサー募集を呼びかけたら、アッと驚くほど拡散して「わたしに参加させて下さい」という嬉しい声がたくさん届きました。告知の際にある程度の条件をつけさせてもらったのですが「その条件、自分には当てはまらないんだけど何とかならないか?」という相談もありました。
想像以上にアピールしてくる人が多かったので、募集は1日も経たないで締め切りにさせてもらいました。何人か声を掛けさせてもらった方が即決してくださり、仕方なくふるいに落とすという残酷な作業をさせられました。ご応募いただいた皆さんは個性が違うだけで、選考の判断基準が難しい。こうなると、もう自分の直感を信じるしかありません。
結果的に素晴らしい人材を確保することができたので、周りの協力と自分の運の良さに感謝。
自分の音響会社ではどんなに募集をかけても人は集まらないのに、ダンスの映像出演となると競争率が高いことにうらやましさを感じます。
会社の求人を掲載する時も、今回のダンサー募集の拡散をした際も同じようなことを思い知らされました。それは応募者の自己アピールの方法です。
その中で結構多いのが、メールに自分の経歴やスキルを何もアピールしない人。ダンサーという見た目勝負で自分が商材なのに写真すら送ってこない。そんな人をどうやって採用するのでしょうか?2~3行の文章だけで、あとは想像にお任せしますってことでしょうか?またはオレのことは自分でググって探してくれってことか?
私の会社の求人でも、応募者にそういった方が多く見受けられますが、アピール不足は絶対に採用には至らない。30代でも普通に存在しますが、その程度の常識の方に仕事を任せるなんてゾッとします。
逆に採用したい、会って話がしてみたいと思わせるタイプは次のような応募者
採用者がチェックするポイント
1. 履歴書に空欄がなく、写真とか印鑑まで埋まっている
2. 履歴書と別に経歴書を用意し、これまで自分がどんなことをやってきたかが一目でわかる方
3. この会社に入ったら、自分がどんな役目を背負い、どんなことにチャレンジしたいか?が明確に書かれている
特に3番の説明に訴えるモノがあると「こいつは面白い」となります。1に関しては几帳面で真面目な印象、別に今さら印鑑とか押してこなくても個人的には気にしませんがね。2に関しては当たり前ですね。知らない人に自分をアピールするんだから、経歴くらい詳しく書いてくれよ~って思います。
こんなことが分かるようになったのは、小さいながらも自分で会社を運営しているおかげ。求人応募や面接って言い換えると、自分を売るための営業力が問われる場ですから。
自分を売り込む時はちょっとアピールし過ぎ、くらいでちょうどいい。文章力と営業力さえあれば、競争率の高い募集があってもクリアできる確率が数段上がります。
この記事へのコメントはありません。