ドライブマイカー

昨年はコロナの影響で中止となったカンヌ国際映画祭が2年ぶりに開催となり、先週からテレビでニュースになっていたのはご存じでしょうか?

そして、映画祭のコンペティション部門24作品の中から、濱口竜介監督と大江崇允監督の共作「ドライブマイカー」が日本人初の脚本賞を受賞したとのニュースが届きました!こ、これは快挙!!

題材は村上春樹氏「女のいない男たち」の短編小説を原作に描いた179分に渡るヒューマンドラマで、日本での公開は2021年8月20日を予定。これはいち早く見に行きたい。

映画『ドライブ・マイ・カー』予告編

カンヌで上映会が行われた際は観客からのスタンディングオベーションが5分間も起きたとのこと。こんな事態を予想もしていなかった濱口監督と役者さんたちは、どうしていいのか?戸惑ってしまったらしい。照れ笑いも5分間続けるのは至難のワザですから。5分間も拍手が続いたら自分だったらどうしようかな~??目をつむって物思いにふけるとか。。。一層のこと瞑想しちゃうとか。

それにしても、この出来事は日本の映画の歴史を塗り替えるようなワクワクするニュース。この映画製作に関わったスタッフはニュースを受けて興奮鳴りやまないことでしょう。今にもシャンパンを開封する音が聞こえてきそうな勢いです。

受賞後のインタビューで濱口氏は「まずは原作者の村上春樹さんにお礼を言いたい。そして役者の皆さんがこの物語を体で表現してくれたことに感謝。」と伝えている。

あらすじは世界の村上春樹氏が創造したとはいえ、それを濱口氏が脚本に起こして視覚的に監督をしたというのは全く別の作業。そこから広がる世界はどんな景色が見えるのだろうか?原作を読んだうえで映画館に行って体で感じる。そんな感性を高めるトレーニングをしてみようと思います。

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