チケット代 2500円の重み

アラビアンナイト2021運営員のジニーです!宇宙最強の魔人だよ!

本日でいよいよ本気で最後の上映となった「二千と一夜物語」。最終日だというのに、まだチケットが売れてるよ。みんなありがとう!特に最後の最後まであきらめずに宣伝をしてくれたFaRidaには感謝、おかげで北海道から沖縄、アメリカまで本当に沢山の人が興味をもってくれて、チケットを購入してくれた。

FaRidオフショット↓

今回作った映像に対して監督さんが意見が欲しくて、私たちが尊敬しているベリーダンスの大御所にゲスト枠で映像を提供しようと思ったところ、大物になるほど「では購入します!」と言って直ぐに購入してくれた。そういう所に人間の「うつわの大きさ」が垣間見れて、嬉しい出来事だったよ。

さすがに制作側も人間だから、そういう行為を忘れないし、次に何かを取り組む際は是非一緒に仕事をしてみたいと思うよね。2500円のチケット代を高いと見るか、安いと見るか、その価値は人それぞれだけど、作者やダンサーの想いが「2500円」という価格に込められている以上、リスペクトの念を持って接してくれることで「大切にされている」という気持ちになる。1枚のチケットに込められた想いや価値がすごくズシンと重いんだよね。

今回の企画は最初から赤字になることがわかっていたから、当初はチケット代を1500円で売ろうと思ったんだよね。チケット代を安くして出来るだけ沢山の人に見てもらえればそれでいいと思っていたんだ。

でもよく考えると今回出演してくれたダンサーのブランド、制作に費やした日々、関わってくれたプロフェッショナルへ1円でもギャラを多く支払うことを考えると、安売りすべきではないと感じた。

確かに今は1500円でハリウッドの一流映画が見れる。だからそれよりも安くしよう、そんな発想じゃないんだよね。ハリウッドはハリウッド、自分たちは自分たちで価値が違うんだ。基準は自分たちに設定すべきで、ハリウッドじゃない。

結局死ぬほど悩んで考えたのが限定100枚で直ぐに売れた前売りの2021円という価格、そして2500円の通常価格。

ハリウッド映画よりも高いよ、だからどうした?見る人によっては2500円以上の価値があるし、逆に人によっては100円にも及ばないかもしれない。でも制作陣が決めた値段は2500円、あとは2500円という価値はあなたが決めること。これがイベントっていうビジネスなんだよねー。

「二千と一夜物語」に2500円の価値が無かったって言うあなた!今さら返金はしないからね~

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