意識を向ける方向

アラビアンナイト2021運営員のジニーです!宇宙最強の魔人だよ!

ジニーね、昨日の夜に今回出演してくれた人物から貴重な意見をもらって、その言葉に心から賛同したから監督のジョボウさんにもそのまま伝えたんだ。そしたらね、ジョボウさんもメチャクチャ賛同して首をヘッドバンキングさせながら

「そう!そう!そうだ~!」って頭を縦に振ってた。

その人物が放った言葉を以下に紹介するね。

日本のベリー業界、妬み嫉みの人ばかりで懲り懲りです。

わたしは枠にとらわれず色んなミュージシャン、色んなアーティストやDJとコラボしたい。

コテコテの古典的なベリーダンスもいいですが、日本で知名度あげるにはもう限界。コテコテは現地でやればいい。

私はそれよりもストリートカルチャーやかっこいいイケてる文化に寄せたもの作り上げたい。自己満足のステージはもうやりたくないですし、やらないつもり。

ちなみに自分はコテコテのオリエンタルベリーダンスは愛してます。でも今の時代はマルチタスクにこなせるダンサーでないと寿命があります

どうよ、めっちゃイケてる意見だと思わないかい?

DJのジョボウさんも音楽業界に35年以上現役で活躍してきた人で、日本人の古き良き文化を大切にする習慣や職人気質を理解しながらも、日本人独特の古いモノの方が価値があって素晴らしいという音楽業界の認識に嫌気がさして吐き気がするって。

どういう事かと言うと、ジョボウさんは黒人音楽が好き過ぎて17歳の時にニューヨークのハーレムで独り貧乏暮らしをしてたほどの音楽バカだけど、いまだに追及している音楽は最新の音楽なんだよね。

常に最新にこだわっていて、最新の音楽が理解できなくなった時点で音楽をやめるって覚悟をしてる。だから「昔の音楽は良かった」なんて口が裂けても言わないし、そんなこと思ったこともない。常に最高の音楽は現在にあるってことを知ってる。

だって自分たちが生きているのは1960年代でも70年代でもなく2021年なんだよね。もちろん黄金期の音楽は死ぬほど聞いて来たし、誰よりも詳しい自信があるってさ。

しかし表現者である以上、古き良き基礎はしっかり基本として身に付けている(これがほとんどの日本人が中途半端な点)のは当然のことで、常に新しい時代の表現を創造していかなければ本当のアーティストとは言えないんじゃない。

オレたちが目指すのはゴールデンエラの再来なのかい?古いものに固執するのはいいけど、その時代のアートを真似したり完コピーすることに価値があるの?ダヴィンチの絵を本物そっくりに描いた人にどれだけの価値があるんだい?

いつの時代もアーティストの価値は無二のオリジナルを生み出すこと。それを極めた人が本物の芸術家であり、真似をしたり古いものに固執するアーティストに価値はなく、それはモノマネ芸人に任せておけばいい。

日本のエンターテイメント業界が10年前に韓国に追い越され、今は手が届かないほど差がついてしまったのがいい例だよ。これはベリーダンス業界だけじゃなくて、日本全体のエンターテイメント業界の意識が「現在」という世界基準に目を向けなかったために起こってしまった結果。

これから出てくる若いアーティストは、もっと「現在」と「世界」と「内なる自分」に意識を向けて活動して欲しい。そうしたら10年後には世界的に通用するアーティストがじゃんじゃん育つと思う・・・

以上、ジョボウさんの意見をジニーが通訳してみた。話してる間に、あまりにも熱量が上がってきたから 、どうしようかと思ったよ。まあ、あくまで個人的な見解だから賛否両論の意見は飛び交うところだけどね。

今回はこのヘンで「続きはまた明日!」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です